2013年10月15日「側弯症は治る!」が発売されました

当会の事務局長である大塚整体治療院大塚氏による側弯エクササイズや実際に改善された方の体験談等、 側弯症改善の全てが写真入りで掲載されています。
全国書店の他、AMAZONでもご購入いただけます。
AMAZONで購入される方はコチラ

側弯症は治る!

当学会の目的

側弯症で苦しんでいる多くの子供達を救いたい。
側弯症改善の定義としては、体幹の伸展、肋骨変形隆起の改善により弯曲も改善できることを結論としました。 改善への道筋を示したこの治療方法を普及させたいと考えています。 この治療方法が全国に普及されたならば多くの子供達が救われます。
(側弯症は揉んだり押したりしてはいけません。)

従来治療と積極的改善治療

従来治療とは「一度曲がった骨は元に戻りませんから・・・」と診断されます。 早期発見されても経過観察という名の元に放置され、進行することにより、 現状維持を目的とした装具と診断されます。さらに進行することにより、手術と診断されます。 この診断は20年前から変わっていません。積極的改善治療とは、 側弯症初期段階から早期治療を行うことであり、実際に多くの患者様が改善されています。 この積極的改善治療とは、放置ではなく、
@側弯症矯正具RHPI木型による体幹の伸展
A改善できる装具の指導と製作
B側弯エクササイズ
これが治療の根本です。
この積極的改善治療は多くの症例とレントゲンで証明されています。
(但し軽度でリブハンプの無い場合は体操のみでも有効です。)

側弯症三次元的触診法

側弯症初期段階では、レントゲン検診だけではなく、背面からの触診が重要です。 レントゲンは一次元的な診断法であり、隠れ側弯の発見はできません。 背中のでっぱり、腰部のでっぱり、左右肋骨の変形、全面の肋骨弓の突出を触診により確認することにより、 側弯症の始まりを三次元的に発見します。これらがある場合、隠れ側弯ありと診ます。 その段階で早期治療を開始することが必要です。
(この触診は経験が必要です。)

学校検診の不手際

文部科学省では学校保健安全法という法律があり、毎年の検診(側弯症含む)を法令化しています。 しかし実際は隔年度の場合が多く、1年間側弯症を見過ごした場合より大きく進行してしまうことが多い。 関西では、学童4000人に検診を実施し、約50人に側弯症が発見されました。 比率からいえば、私立・公立・国立の小学生660万人、私立・公立・国立の中学生350万人、 合わせて約1000万人の学童に対して、約1%強が検診にひっかかるということです。 その為、早期発見を実施するべく小学1年から中学3年までは毎年検診を実行するべきであり、 現在よりさらにに学校検診を充実させるべきです。

側弯症はこの3点が重要です。
@ 早期発見が重要です。経過観察ではなく、早期治療を開始することにより手術に至ることはないと思われます。
A 早期治療とは、早期に体操をさせることです。
B 体幹の変形(リブハンプ)が認められた場合、すぐに装具装着を開始します。

側弯症の主な要因

側弯症は成長期に多くみられます。多くの治療例から、 背骨の成長に対し成長期の体幹筋の伸展が追いついていないことにより、 左右側方に弯曲してくるものと推測されます。60度であっても左右肋骨の数と長さは同じ。 左右均等です。すなわち筋肉の収縮が側弯症進行の主な要因と考えられます。

なぜ改善できるか

側弯症改善の最重要ポイントは、体幹の伸展です。 右側弯の場合、側弯症矯正具RHPI木型で横臥させることにより、 収縮している側の肋間筋及び腹横筋を伸ばすことができます。 そして、仰臥させることにより、背面の脊柱起立筋、広背筋、前面の腹直筋を伸ばすことができます。 この方法により前後左右の体幹筋を同時に伸展させることができます。 現在の理学療法的には木型による治療方法しかありません。牽引では治療できません。 この改善症例の証明を、第19回日本健康体力栄養学会乳幼児期重度側弯症改善症例として論文発表しました。 この方法は成長力を活用した治療方法です。

改善できる装具

中度以上の場合、体幹を伸展させた体を保護する為の装具が必要です。 背中のでっぱり(リブハンプ)、腰椎のでっぱりを改善する、矯正効果のあるパッド付の装具が必要です。 側弯症の初期段階であっても、肋骨の変形がみられる場合は、装具を装着することで更に高い改善効果が望めます。 この装具は、平成22年6月23日に特許庁にて実用新案を取得。 考案名称「肋骨隆起腰椎隆起改善延長パッドおよび筋交いベルト」。これは日本初です。

側弯エクササイズ

積極的改善治療により綺麗になった身体を維持する為、側弯エクササイズが必要です。 装具をすると体を固定している為、筋力が低下します。それを補う為に側弯エクササイズをすることが必要です。 側弯エクササイズは抗重力筋を鍛え強化することで、重力に勝つ筋力を作り、姿勢を保持します。 つまり、側弯症は重力に対して弱いといえます。

装具の重要性

当学会の装具は下記4タイプです。装具効果の検証とは、必ず装具無し装具有りのレントゲンを比較し、 装具効果の検証をすることが重要です。定期検診の場合も必ず、装具無し装具有りのレントゲンを比較し、 その効果に合わせて即日改良改善をします。これが装具装着状況の改善法です。 装具は矯正効果があるものを着用することが重要です。

装具Aタイプ
Aタイプ
装具Bタイプ
Bタイプ
装具Cタイプ
Cタイプ
装具Dタイプ
Dタイプ

     軽度 13歳 女子
装具完成前レントゲン
初診時
腰椎25.8°
H24/6/15
装具完成後レントゲン
装具完成時
腰椎3.1°
H24/6/23

     中度 17歳 女子           中度 14歳 女子
装具完成前レントゲン
初診時
胸椎32.7°
腰椎36.7°
H24/7/4
装具完成後レントゲン
装具完成時
胸椎19.2°
腰椎14.7°
H24/7/7
装具完成前レントゲン
初診時
胸椎35.0°
H24/5/2
装具完成後レントゲン
装具完成時
胸椎10.4°
H24/6/16

     中度 13歳 女子
装具完成前レントゲン
初診時
胸椎22.0°
腰椎30.4°
H24/9/14
装具完成後レントゲン
装具完成時
胸椎14.7°
腰椎2.6°
H24/10/9

     重度 12歳 女子            重度 3歳 女子
装具完成前レントゲン
初診時
胸椎47.8°
H24/6/9
装具完成後レントゲン
装具完成時
胸椎19.9°
H24/6/25
装具完成前レントゲン
初診時
胸椎57.4°
H23/8/10
装具完成後レントゲン
装具完成時
胸椎24.6°
H23/8/13

     重度 12歳 女子
装具完成前レントゲン
初診時
胸椎61.0°
H20/7/5
装具完成後レントゲン
装具完成時
胸椎33.0°
H20/7/7

このレントゲン検証からみても、早期治療を開始することが大変効果的です。 また、積極的改善できる装具は中度であってもこのように効果があります。 手術度数である重度であっても、装着時このような矯正力があります。

■幼児の場合の装具装着例

幼児装具前面
前面
幼児装具前面
背面
幼児装具前面
背面
幼児装具前面
背面

効果の無い装具の例(悪化させる装具と理由)

効果のない装具の理由として、例えば下記の写真のように右胸椎の右弯曲に対して、 弯曲部分の背部に装具が届いていない為、矯正力が無い。

悪い装具

下記の装具タイプは肋骨の変形を増幅させてしまいます。 左前肋骨弓が突出しており、この部分にパッドが無い為にさらに悪化してしまう。 医師による装具装着時の点検を行わないとこのようになる。装具者もこのことは知りません。

悪い装具

最も悪い装具は「パッドの無い」装具です。 この装具タイプで夜に寝ると、写真のように背中の部分がブカブカになり、 リブハンプ(でっぱり)を抑える矯正効果は無い。

悪い装具

装具効果の判定方

脊柱輪郭抽出重畳方(大塚整体独自考案−2002年)

親御様でも装具効果が分かる判定方の為、必ず実施して下さい。 大学病院では、定期検診時に「装具無し」のレントゲンしか撮らない場合が多く、 装着している装具の効果が分からない。 これは医師が、装具は現状維持であるという考え方の為です。 しかし逆に、装具装着時に現状維持どころか悪化している場合がある為、 必ずこの方法で自己確認して下さい。

装具無しレントゲン
2002年11月
装具無し
胸椎30度
腰椎18度
矢印
順天堂大装具レントゲン
2002年11月
順天堂大装具
胸椎23度
腰椎16度
矢印
大塚整体指導装具レントゲン
2002年12月
大塚整体指導装具
胸椎18度
腰椎8度

【実際の方法】
1.レントゲンサイズの"透明"な用紙を用意し、「装具無しレントゲン」の上に張りつけます。
2.この用紙に、"脊柱"と"肋骨"の輪郭をペンで線を引きます。(上記の青線部分)
3.この用紙をレントゲンから外し、今度は「装具有りレントゲン」の上に合わせます。
これにより、装具が効いているか、現状維持か、悪化しているかを判断できます。 尚、大学病院でこれを行っているところはなく、これを見た大学病院が驚いた方法です。 詳しくは大塚整体治療院まで。

60度が6度に改善その後

側湾症60度が6度に改善された子の2年後の写真が、 平成24年11月にお手紙と現在のボディ写真が送られてきました。 2年経った現在も正常範囲です。

改善前ボディ写真
平成19年2月13日
60度で来院 1歳11ヶ月
矢印
改善後ボディ写真
平成22年7月29日来院
正常範囲と診断 4歳9ヶ月
矢印
2年後ボディ写真
平成24年11月に送られてきた写真
入学前検診で異常無しとのこと

側弯センターの必要性

これからの側弯症治療には、特発性側弯症治療専門のセンターが必要です。 経過観察や放置ではなく、側弯エクササイズや装具検証、装具装着時の改善の指導等を、 医師、柔道整復師、整体師、装具士、理学療法士、レントゲン技師、運動療法師、栄養士、 各大学スポーツ健康科学部運動生理学研究室等と医療連携して、治療を行う総合のセンターが必要であり、 側弯症を改善できることを前提とした治療体系の確立が必要です。 全国の小児科医で指導及び治療できる体制作りが急務です。(小児学会との連携が必要)

学術論文

【第21回 日本健康体力栄養学会】
表 題:高齢者側弯症改善症例報告
発表者:大塚整体治療院 院長 大塚乙衛
開催日:2014年3月1日
開催地:高知城ホール(高知県教育会館)
※論文をダウンロード

【第20回 日本健康体力栄養学会】
表 題:−重力を解除し自体重を活用する−体幹伸展効果による側弯症改善報告
発表者:大塚整体治療院 院長 大塚乙衛
開催日:2013年3月16日
開催地:大阪府立大学中百舌鳥キャンパス
※論文をダウンロード

【第19回 日本健康体力栄養学会】
表 題:特発性側弯症における体操の有効性(5)
発表者:大塚整体治療院 院長 大塚乙衛
開催日:2012年3月10日
開催地:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス
※論文をダウンロード

【第18回 日本健康体力栄養学会】
表 題:特発性側弯症における体操の有効性(4)
発表者:大塚整体治療院 院長 大塚乙衛
開催日:2011年3月12日
開催地:大妻女子大学千代田キャンパス
※論文をダウンロード

【第17回 日本健康体力栄養学会】
表 題:特発性側弯症における体操の有効性(3)
発表者:大塚整体治療院 院長 大塚乙衛
開催日:2010年3月6日
開催地:千葉科学大学マリーナキャンパス
※論文をダウンロード

【第16回 日本健康体力栄養学会】
表 題:特発性側弯症における体操の有効性(2)
発表者:大塚整体治療院 院長 大塚乙衛
開催日:2009年6月13日
開催地:東京農業大学世田谷キャンパス
※論文をダウンロード

【第15回 日本健康体力栄養学会】
表 題:特発性側弯症における体操の有効性(2)
発表者:大塚整体治療院 院長 大塚乙衛
開催日:2008年5月17日
開催地:大阪府立大学羽曳野キャンパス
※論文をダウンロード

【第11回 日本柔道整復接骨医学会学術大会】
表 題:特発性側弯症の症例報告
発表者:原接骨院 院長 原隆
開催日:2002年12月22日
開催地:大阪国際会議場(大阪市)
※論文をダウンロード

【平成23年度 長野県柔道整復師会南信支部 諏訪地区学会】
表 題:特発性側弯症の症例報告 〜第二報〜
発表者:原接骨院 院長 原隆
開催日:2011年10月29日
開催地:イルフプラザ(長野県岡谷市)
※論文をダウンロード

【第21回 日本柔道整復接骨医学会学術大会】
表 題:重度思春期特発性側弯症が改善した一症例
発表者:原接骨院 院長 原隆
開催日:2012年11月24日
開催地:福岡国際会議場
※スライドをダウンロード

【第22回 日本柔道整復接骨医学会学術大会】
表 題:思春期特発性側弯症二症例に対する装具療法の効果について
発表者:原接骨院 院長 原隆
開催日:2013年11月23日
開催地:東京有明医療大学
※スライドをダウンロード

【第23回 日本柔道整復接骨医学会学術大会】
表 題:思春期特発性側弯症に対する装具療法の効果について〜第二報〜
発表者:原接骨院 院長 原隆
開催日:2014年11月29日
開催地:大田区産業プラザPiO
※スライドをダウンロード

事務局

事務局長 大塚乙衞 側弯症専門大塚整体治療院 院長
日本健康体力栄養学会 評議員
副事務局長原 隆原接骨院 院長
日本柔道整復接骨医学会 評議員
長野県柔道整復師会 県学術部員
副事務局長日高健治日高整体院 院長
日本健康体力栄養学会 会員
事務局大野桂司大野整体院 院長
東日本療術士協会 会員
【医療連携】
定期検診医師青木晴彦青木整形外科 院長
整形外科医
義肢装具適合性判定医
日本整形外科学会
日本手の外科学会
日本側彎症学会
東日本整形外科学会
日本肘関節学会
日本リハビリテーション学会
日本古生物学会
■平成14年から今日まで側弯症患者1300人を検診。 側弯エクササイズ、積極的改善装具に理解を示されている医師
装具社大川昇司一級装具士
装具指導員
株式会社アスカ
■改善できる装具を製作及び改良できる装具士。 平成19年から今日まで改善できる装具をすでに800体以上の製作実績。 土日祝も装具を製作改良改善していただける熱意ある装具社です。 (全て装具の製作は医師の診断が必要です。)

お問い合わせ

ご質問は各事務局員にお問い合わせ下さい。


Copyright(c) 2013 医療連携 側弯症予防改善学会 Co.,Ltd. All rights reserved.

※当サイトへのリンクは当学会の許可が必要です。ご希望の方はご連絡下さい。